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桜色の日々

カコバナ
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次のバイト

次のバイトは喫茶店だった。

割と大きなところで、ボックス席が6くらい、あとはカウンターも広かった。
なので、常時2人以上はいないととてもまわらなかった。

バイトは全員で4人、マスターはあまり店におらず、ランチの仕込みだけはきっちりしてあった。

そこで覚えたことは、まず接客、応対、そして喫茶店だからコーヒーの入れ方、ランチの作り方、だ。

マスターは、お寺の息子だったが、しばらく飲食店で修行をした人で、料理はお手の物だった。
メニューは、
「カツどん」「カツカレー」「焼肉定食」「しょうが焼き定食」「納豆ピラフ」「高菜ピラフ」「ナポリタン」「ミートソース」「ミックスサンド」などだった。

カツは揚げてある、カレーはできてる、焼肉も、しょうが焼きも、できていて冷蔵庫に小分けして入れてあった。

あとはごはんを入れてカツを卵とじしてごはんにかけるだけという、ごく簡単な作業。
だしも作ってあった。
この頃は、まだ、便利なものはあまりなかったので、たいていのものはマスターの手作りだった。

これらの作業で一番むつかしかったのは、サンドイッチで、パンにいろいろな具材をつめて切る、という作業だ。
パンに塗るソースも特製ソースで自分たちで作っていた。
だからたっぷり塗って、たくさん具材を乗せるともう大変。
柔らかいパンだとぐにゅうって身が出ちゃうのだ。

ナイフを手前に引きながら慎重に慎重に・・。
元来ものすごく不器用なので、最後までこれがうまくいかなかった。
パンにソースがついてきちゃなくなり、
指をなめなめお客にだした。
いいや、これで・・・。

カウンターの中も厨房も一人でやらなければいけないこともあり、ランチの時間はてんてこまい。
みかけを気にしてる場合ではない^^;

手早くどのくらいの作業をこなせるかが、若いバイトにとっては、
自分のモチベーションになっていた。

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